覚王山は、名古屋の中でも甘いものの店がとびきり多い街です。お寺の門前町として和菓子の老舗が根づき、そこに洋菓子やチョコレートの名店が加わって、いまでは駅のまわりを少し歩くだけで、和と洋のお菓子をひととおり味わえるほどになりました。この記事では、覚王山を歩きながら立ち寄りたいスイーツの店を5軒紹介します。
散歩の前に
紹介する店は、駅から歩いてすぐの店から、少し足をのばす店までさまざまです。定休日も店ごとに異なり、火曜や水曜に休む店があります。人気の品は早い時間に売り切れることもあるので、目当てのものがあるなら午前中の早めに出かけるのがおすすめです。なお、かつて覚王山に本店を構えていたフルーツ大福の「弁才天」は、覚王山本店が2023年10月に閉店しています。
1. シェ・シバタ 名古屋
覚王山のパティスリーといえば、まず名前が挙がるのがこの店です。日泰寺の参道沿い、駅の1番出口から歩いて2分ほど。2021年のリニューアルで「モダンジャパニーズ」をテーマにした店構えになり、日本料理店や寿司屋の設えから着想を得たという空間は、国際的なデザイン賞も受けています。ショーケースには生ケーキや焼き菓子、ショコラが並びます。参道散歩のスタートかゴールに、ぜひ。
| 住所 | 〒464-0064 名古屋市千種区山門町2-54 |
|---|---|
| アクセス | 地下鉄東山線「覚王山」駅1番出口から徒歩2分 |
| 営業時間 | 10:00〜19:00 |
| 休み | 火曜 |
| 公式サイト | シェ・シバタ 名古屋 |
2. 梅花堂
名古屋の郷土菓子「鬼まんじゅう」で知られる和菓子屋です。角切りのさつまいもをたっぷり混ぜて蒸し上げた、ごつごつとした見た目の素朴なお菓子で、梅花堂のものは黄色く大きな芋がごろごろ入っているのが特徴。芋の自然な甘さがそのまま生きています。鬼まんじゅうは人気が高く、売り切れてしまうことも多いので、確実に手に入れたいなら電話で予約しておくと安心です。ほかにも昔なつかしい和菓子が並び、見ているだけで楽しくなります。
| 住所 | 〒464-0821 名古屋市千種区末盛通1-6-2 |
|---|---|
| アクセス | 地下鉄東山線「覚王山」駅から徒歩2〜3分 |
| 営業時間 | 8:00〜17:00(鬼まんじゅうは9:00ごろから) |
| 休み | 不定休(来店前に電話で確認を) |
| 電話 | 052-751-8025 |
| 公式サイト | なし(名古屋コンシェルジュの紹介ページ) |
3. 覚王山 吉芋 本店
さつまいものお菓子だけを扱う専門店です。看板の「吉芋花火」は、国産のさつまいもを細切りにして菜種油でからりと揚げ、自家製の蜜をからめた芋けんぴ。外はカリッと、中はしっとりとした食感です。二度揚げでほくほく感を引き出した「べっ甲芋」や、さいの目の芋が入った鬼まんじゅうもあり、梅花堂と食べ比べてみるのも覚王山ならではの楽しみです。袋入りの芋菓子は覚王山みやげにもぴったりです。年末年始のほかは休まず開いているのも心強いところ。
| 住所 | 〒464-0821 名古屋市千種区末盛通1-1 弘法屋ビル1階 |
|---|---|
| アクセス | 地下鉄東山線「覚王山」駅すぐ |
| 営業時間 | 10:00〜18:00 |
| 休み | 無休(年末年始を除く) |
| 公式サイト | 覚王山 吉芋 |
4. 和菓子菓寮 ocobo
お茶と手づくりの和菓子を、落ち着いた空間で味わえる和カフェです。看板は「おこぼ餅」。直径4〜5センチほどの小ぶりなお餅で、糖蜜由来のやさしい甘さに、くるみの食感がアクセントになっています。手土産にも選ばれる一品です。木のぬくもりのあるこぢんまりとした店内は、カウンター席のみ。店内では、注文を受けてからゆで上げるという白玉を使ったあんみつが人気。しっかりとしたコシのある白玉は、甘味好きならきっと気に入るはずです。持ち帰りと店内飲食で時間が異なるので、ゆっくり座りたい日は時間を確かめてから出かけましょう。
| 住所 | 名古屋市千種区観月町1-8 ツインビービル1F |
|---|---|
| アクセス | 地下鉄東山線「覚王山」駅3・4番出口から徒歩1分 |
| 営業時間 | 持ち帰り 10:00〜17:00/店内飲食 13:00〜17:00(L.O.16:00、金・土・日・祝のみ)。営業日・時間の変更が多いので、公式サイトのお休みカレンダーで確認を |
| 休み | 水曜 |
| 公式サイト | 和菓子菓寮ocobo |
5. ショコラトリー タカス 覚王山店
久屋大通に本店を構えるチョコレート専門店の覚王山店で、2022年に開きました。場所はレクサス覚王山店の敷地内。駅からは歩いて15分近くかかるので、散歩の足をのばす先として訪ねるのがよさそうです。天井の高い開放的な店内にはイートインスペースがあり、ショコラを選んだあと、その場でゆったりとした時間を過ごせます。
| 住所 | 名古屋市千種区田代町字姫ヶ池上2-1(レクサス覚王山店 敷地内) |
|---|---|
| アクセス | 地下鉄東山線「覚王山」駅から歩いて行ける距離(道順は地図で確認してください) |
| 営業時間 | 営業日・時間は公式Instagramで確認してください |
| 休み | 公式Instagramで確認してください |
| 公式サイト | CHOCOLATERIE TAKASU/Instagram |
めぐり方のヒント
駅のまわりに集まる梅花堂、吉芋、ocobo、そして参道のシェ・シバタは、半日あれば無理なく回れます。朝のうちに梅花堂で鬼まんじゅうを手に入れ、日泰寺にお参りしてから参道を下り、シェ・シバタでひと休み。帰りに吉芋でおみやげを選ぶ、という流れはいかがでしょう。和菓子は当日中においしく食べたいものも多いので、持ち歩く時間も考えて順番を組むのがコツです。
参考
- シェ・シバタ「NAGOYA BRANCH」
- 名古屋コンシェルジュ「梅花堂」
- 覚王山 吉芋「店舗紹介」
- 名古屋情報通「覚王山で和洋スイーツ巡り」
- 和菓子菓寮ocobo「お店の紹介」
- なごやめし「ocobo」
- おいしいなごや「覚王山『おこぼ餅』」
- なごやめし「覚王山の芋菓子専門店 吉芋」
- 食べログ「ショコラトリータカス 覚王山店」
- なごやめし「ショコラトリータカス 覚王山店」
- @BAILA「覚王山・梅花堂の鬼まんじゅう」(2026年3月)
- 覚王山商店街(Instagram)「覚王山 吉芋 本店 移転リニューアルオープン」
- 名古屋情報通「鷹すや 覚王山にオープン」(2025年12月)
- ちくさん「覚王山フルーツ大福 弁才天 覚王山本店が閉店」
