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千種区・名古屋市の相続・住まいの相談先ガイド

千種区・名古屋市の相続・住まいの相談先ガイド

この記事は、編集部が各機関の公式サイトで確認した内容(2026年9月26日時点)をまとめた一般的な情報です。相談日や電話番号は変わることがあるので、予約の前に公式の情報をご確認ください。今後、専門家に内容を確認していただいたうえで更新します。

親が亡くなった、実家が空き家になった、登記を見たら名義が祖父のままだった。住まいと相続の悩みは、そもそもどこに相談すればいいのかが分かりにくいのが困りどころです。

この記事では、千種区に住む人、千種区に実家がある人が使える公的な相談窓口と、専門家の団体が開いている相談窓口を、悩みの種類ごとに整理しました。無料のものを中心に、有料のものはその旨を書いています。何から手をつけるかは親の家が空き家になったら、最初にやることを、片付けについては実家の片付け、いつ・誰と・どこから始める?をあわせてどうぞ。

まずはここ:名古屋市の無料法律相談

「何をだれに聞けばいいのか分からない」という段階なら、名古屋市の無料法律相談が入口として使いやすい窓口です。弁護士に、相続や親族、不動産の貸し借りなどの相談を1回20分、無料でできます。市内に住んでいる、または通勤・通学している人が対象で、自分の住む区以外の区役所でも受けられます。

千種区役所原則として毎月第2・第4火曜日 13:00〜16:00(祝日などで曜日がずれることがあります)
市民相談室市役所西庁舎1階。月曜〜金曜(祝休日を除く)13:00〜16:00
予約相談日の1週間前の午前8時から。Web予約(相談日の前日まで)、または名古屋おしえてダイヤル 052-953-7584(8:00〜21:00、年中無休)
料金無料(1人20分)

千種区役所は、建て替え工事のため、いまは星が丘山手103の仮設庁舎(地下鉄東山線「東山公園」駅2番出口から徒歩約7分)で業務をしています。電話番号(052-762-3111)は変わっていません。

住まいのことをまとめて相談:名古屋市「住まいの窓口」

栄のオアシス21バスターミナルの中にある、名古屋市の住まいの相談窓口です。空き家の活用や住まいの制度について、ふだんから相談員に話を聞けます。月ごとに専門家による無料の「特別相談」(予約制・対面)も開かれていて、相続がからむ住まいの悩みにも向いています。

  • 税金相談(税理士):原則第2月曜日
  • 法律相談(弁護士):原則第2日曜日・第4月曜日
  • 登記・契約・相続の相談(司法書士):原則第3水曜日
  • 住宅取引の相談(宅地建物取引士):原則第1水曜日
  • 設計相談(建築士)、リフォーム相談もあります
住所名古屋市東区東桜一丁目11番1号 オアシス21 バスターミナル内
開設時間10:00〜19:00(特別相談は13:00〜16:00)
休み毎週木曜日、第2・第4水曜日、年末年始
電話052-961-4555
公式サイト名古屋市「住まいの窓口」

相続登記・名義変更の相談

不動産の名義を変える相続登記は、2024年4月から義務になりました。登記の相談は、司法書士と法務局が窓口です。

千種区の登記は「名古屋法務局 本局」

千種区の土地・建物の登記を担当しているのは、中区三の丸二丁目2番1号(名古屋合同庁舎第1号館)の名古屋法務局 本局です(電話 052-952-8111)。お隣の名東区は名東出張所の担当なので、実家が千種区と名東区のどちらにあるかで窓口が変わります。登記事項証明書は、ほかの法務局やオンラインでも請求できます。

  • 名古屋法務局・愛知県司法書士会 無料登記相談所:名古屋法務局 本局(合同庁舎第1号館3階の手続案内所)で、毎週火・水・木曜日の13:00〜16:00。相続登記について司法書士に無料で相談できます。電話予約制で、052-952-8111にかけて音声案内で「2番」、続けて「1番」を選びます(平日9:00〜17:00)
  • 法務局の登記手続案内:自分で登記を申請したい人向けに、法務局の職員が手続きを案内します。1回20分以内の完全予約制で、対面のほかウェブでの案内もあります
  • 愛知県司法書士会 名古屋総合相談センター:熱田区新尾頭一丁目12番3号の司法書士会館内。初回は無料で45分。予約はインターネット(24時間)か電話 052-683-6686(平日10:00〜15:00)
  • 愛知県司法書士会 登記・相続電話ガイド:050-3533-3707(平日10:00〜13:00)。まずは電話で聞いてみたいときに

土地の境界・建物の登記の相談

「隣との境界がはっきりしない」「古い建物を取り壊したあとの登記はどうするのか」といった相談は、土地家屋調査士の分野です。愛知県土地家屋調査士会(西区新道)では、毎週水曜日に無料相談を開いています(対面、要予約。電話 052-586-1200)。

空き家の相談

名古屋市は、法律や不動産などの専門家団体と「空家等対策に関する協定」を結び、市民向けの相談窓口を案内しています。そのうち、空き家の売却・賃貸・管理の入口になるのは次の窓口です。

  • 空き家総合相談窓口(愛知県宅地建物取引業協会):052-522-2567(平日9:00〜12:00、13:00〜17:00)。名古屋市空き家バンクの問い合わせ先でもあります
  • 空き家相談窓口(全日本不動産協会 愛知県本部):電話番号と受付時間は、全日本不動産協会 愛知県本部の公式サイトで確かめてから連絡してください
  • 空き家の管理の相談(名古屋市シルバー人材センター):052-842-4688(平日9:00〜17:00)
  • 名古屋市の空き家対策の担当(スポーツ市民局 地域振興課):052-972-3126。補助制度や、空き家を売ったときの税金の特例に必要な確認書の窓口です
  • 近所の空き家の管理が行き届いていなくて困っているとき:千種区役所 地域力推進課 052-753-1821

相続税・売ったときの税金の相談

  • 名古屋税理士会 税務相談室(電話相談):052-752-7211。毎週火曜日(第5火曜日などを除く)13:30〜16:30(受付は16:00まで)、無料
  • 千種税務署:千種区振甫町三丁目32番地、電話 052-721-4181(自動音声で案内)。管轄は千種区と名東区です。書類を見ながら相談したいときは、事前に予約して面接で相談します
  • 住まいの窓口の税金相談(税理士、無料・予約制):上で紹介した「住まいの窓口」の特別相談です

固定資産税の問い合わせ

名古屋市の固定資産税は、区役所ではなく市税事務所の担当です。千種区の土地・家屋は、栄市税事務所 固定資産税課(東区東桜一丁目13番3号 NHK名古屋放送センタービル)が受け持っています。電話は土地が052-959-3307、家屋が052-959-3308です。

相続放棄・遺言書の検認(家庭裁判所)

相続放棄や、手書きの遺言書の検認は、亡くなった人の最後の住所地の家庭裁判所に申し立てます。名古屋市内に住んでいた場合は、中区三の丸一丁目7番1号の名古屋家庭裁判所です。申し立てのしかたについては、家事受付センター(052-223-2830)で手続きの案内を受けられます。

家族でもめている・遺言を残したい

  • 話し合いがまとまらない、もめている:弁護士へ。まずは上の市の無料法律相談を。愛知県弁護士会の名古屋法律相談センター(中村区名駅三丁目22番8号 大東海ビル4階)では、相続の相談を30分5,500円(税込)で受けています。予約は052-565-6110(9:10〜16:30、土日祝も受付)か、最寄りのセンターにつながる0570-783-110
  • 収入や資産が一定以下で、弁護士費用が心配なとき:法テラス愛知(中区栄四丁目1番8号 栄サンシティービル15階、0570-078341、平日9:00〜17:00)。条件を満たせば無料の法律相談が受けられます
  • 遺言書や相続の書類を作りたい:行政書士へ。愛知県行政書士会の常設無料相談会が、毎月第2火曜日 10:00〜16:00(祝日を除く)に東区葵の行政書士会館で開かれています(電話相談も可。予約 052-908-7255、予約した人が優先)
  • 公正証書で遺言を残したい:公証役場へ。名古屋市内の公証役場は、日本公証人連合会のサイトで調べられます

高齢の親のことも心配なら

親の暮らしや介護、お金の管理のことも気がかりなら、いきいき支援センター(地域包括支援センター)が身近な相談先です。千種区は学区ごとに担当が分かれています。

  • 千種区西部いきいき支援センター:千種区西崎町2-4-1(千種区在宅サービスセンター内)、052-763-1530。内山・千石・高見・田代・千種・春岡・見付の各学区
  • 千種区東部いきいき支援センター:千種区桜が丘11-1 ソフィアビル1階、052-781-8343。上野・自由ケ丘・大和・千代田橋・東山・富士見台・星ケ丘・宮根の各学区

相談に行く前に用意しておくもの

無料相談は時間が短いものが多いので、次のものを手元にそろえておくと話が早く進みます。

  • 家族の関係が分かるメモ(だれが相続人になりそうか)
  • 固定資産税の納税通知書
  • 登記事項証明書(あれば)
  • 聞きたいことを箇条書きにしたメモ

まちの専門家にも話を聞いていきます

「実家と住まいの相談室」では、今後、覚王山かいわいで相続や住まいの相談にのっている専門家にも話を聞いていく予定です。記事ができたら、このガイドにも加えていきます。聞いてみたいことがあれば、編集部に教えてください。

参考