覚王山は、名古屋の中心部から地下鉄で乗り換えなしに来られる街です。ただ、初めて訪れると「どの出口から出ればいいの?」「車で行っても大丈夫?」と迷うことも多いはず。この記事では、電車・バス・車それぞれの来かたと、着いてからの歩きかたのコツをまとめました。
地下鉄東山線「覚王山」駅がいちばんの近道
覚王山の玄関口は、地下鉄東山線の覚王山駅です。名古屋駅から藤が丘方面の電車に乗れば、栄を通ってそのまま到着します。日泰寺の案内では、名古屋駅から覚王山駅までおよそ25分とされています。
出口は4つ。参道へは1番出口
覚王山駅には1番から4番まで出口があります。日泰寺の参道や揚輝荘へ向かうなら、迷わず1番出口へ。地上に出て北へ進むと、すぐに日泰寺へ続く参道の入り口が見えてきます。
- 1番出口…日泰寺・参道・揚輝荘方面。バス停もこちら側にあります
- 2番出口…愛知学院大学歯学部、末盛通方面
- 3番出口…田代小学校、観月町方面
- 4番出口…椙山女学園方面。こちらにもバス停があります
なお、2番・3番出口は利用できる時間が6:00〜23:30に限られています。早朝や夜遅くに歩くときは、1番か4番を使うと安心です。
1番出口から日泰寺までの所要時間は、名古屋市の観光案内では徒歩10分、日泰寺の案内では約15分となっています。参道のお店をのぞきながら歩くと、15分でも足りないくらいかもしれません。揚輝荘へも1番出口から北へ約10分です。
隣の「池下」駅から歩くのもおすすめ
覚王山駅のひとつ名古屋駅寄りが池下駅です。古川美術館と分館の爲三郎記念館は、ちょうど二つの駅のあいだにあり、池下駅1番出口から東へ徒歩3分、覚王山駅1番出口からは西へ徒歩5分ほど。行きは池下で降りて美術館に寄り、そのまま東へ歩いて参道に入る、という回りかたもできます。帰りに駅の混雑を避けたいときにも、池下駅は頼りになる選択肢です。
市バスで来る場合
名古屋市バスの「覚王山」停留所も駅のすぐそばにあります。日泰寺の案内によると、金山駅からは市バス金山11系統(池下行き)で約30分。停留所から日泰寺までは歩いて約10分です。JRや名鉄の金山駅方面から来る人は、乗り換えなしのバスが便利なこともあります。時刻は名古屋市交通局のサイトで確認してから出かけましょう。
車で来る場合は駐車場に注意
覚王山は道が細く、駐車場の少ない街です。車で来るなら、次の点を頭に入れておくと安心です。
- 日泰寺…境内に約100台分の駐車場があります。ただし毎月21日の縁日は参道が通行止めになり、お寺も公共交通機関での来訪を呼びかけています。縁日の日は臨時駐車場が案内されます
- 揚輝荘…専用の駐車場はありません。近くのコインパーキングか公共交通機関を使います
- 古川美術館・爲三郎記念館…駐車場の案内図が公式サイトにあります。大型バスは停められません
参道沿いのお店は、専用駐車場を持たないところがほとんどです。特に土日や縁日の日は、電車かバスで来るのがいちばん気楽です。
歩くときのコツ ― 覚王山は坂の街
覚王山という地名のとおり、このあたりは小高い丘の上に広がっています。駅のある広小路通から日泰寺へ向かう参道はゆるやかな上り坂で、揚輝荘や日泰寺の裏手に回ると、さらに起伏のある道が続きます。見た目より脚にくるので、次のような準備をしておくと歩きやすくなります。
- 歩きなれた靴で来る。石段や砂利道もあります
- 行きは上り、帰りは下り。疲れる前半に休憩のカフェを1軒決めておく
- 日泰寺の門は5:00〜16:30、揚輝荘は9:30〜16:30。夕方に着くと見られない場所が出てくるので、午前か昼過ぎのスタートがおすすめ
- 揚輝荘と古川美術館は月曜休み(祝日の場合は翌日など)。月曜に来るなら参道と日泰寺を中心に
- 毎月21日は縁日。露店が並んでにぎやかな一方、参道はかなり混み合います
ベビーカーや車いすで回る場合は、参道の人出と坂の具合を考えて、時間に余裕を持った計画にしておくのが無難です。段差やエレベーターの有無など、各施設のバリアフリー対応は、事前に各施設へ問い合わせてみてください。
主な行き先と最寄り出口
| 日泰寺 | 名古屋市千種区法王町1-1/覚王山駅1番出口から徒歩10〜15分/開門5:00〜16:30/境内に駐車場約100台(21日の縁日は駐車場にも露店が並ぶため、公共交通機関で) |
|---|---|
| 揚輝荘 | 名古屋市千種区法王町2-5-17/覚王山駅1番出口から北へ約10分/9:30〜16:30/駐車場なし |
| 古川美術館・爲三郎記念館 | 名古屋市千種区池下町2-50(古川美術館)/池下駅1番出口から東へ3分、覚王山駅1番出口から西へ5分/10:00〜17:00 |
| 市バス「覚王山」 | 金山から金山11系統で約30分/停留所から日泰寺まで徒歩約10分 |
| 公式サイト | 日泰寺 交通案内/揚輝荘 アクセス/古川美術館 所在地 |
駅を出て参道に入れば、あとは歩くほどに寄り道したくなる場所が見つかるはずです。坂の多さもこの街の味わいのひとつ。ゆっくり歩いて楽しんでください。
